みなさんこんにちはっ!みんなの隊長です。
地震が起きた瞬間、子どもは「怖い」で固まります。
元消防士・元救急救命士として被災地に出動した中で、私が一番胸が締めつけられたのは、地震直後に動けなくなった子どもたちの姿でした。大人は反射的に体勢を低くできても、子どもは「何が起きているか理解できない恐怖」で硬直してしまうのです。
だからこそ、平時から遊び感覚で「命を守るポーズ」を覚えておくことが、親ができる最大の備えです。
今回紹介する『どうぶつポーズであそボウサイ』(KADOKAWA)は、だんごむし・かえる・カメなど、どうぶつのポーズで災害時の安全姿勢を身につけられる画期的な防災絵本。元消防士の視点で「本気でおすすめできる1冊」として、本音でレビューします。
? この記事の結論
『どうぶつポーズであそボウサイ』は3歳〜小学校低学年向けの防災絵本の決定版。動物のポーズで「だんごむし=頭を守る」「かえる=低くしゃがむ」など、命を守る姿勢が遊びながら身につきます。防災訓練のような”怖さ”がなく、読み聞かせだけで子どもが自然にポーズを覚える。防災教育の最初の1冊として、これ以上のスタートは見つからないと断言できます。
この記事はこんな人におすすめ
子どもに防災って、どう教えたらいいの?まだ怖がらせたくないし…
遊びから入るのが一番や。怖さやなくて”楽しい”で体に染み込ませる。この絵本はまさにそれを実現してる名作やで。
- 子どもに防災を教えたいが、怖がらせたくない
- 幼稚園・保育園の読み聞かせ本を探している
- 防災訓練で子どもがうまくポーズを取れなかった経験がある
- 親子で一緒に防災を学ぶきっかけが欲しい
- 祖父母から孫へのプレゼントに悩んでいる
『どうぶつポーズであそボウサイ』の基本スペック
| 項目 | スペック |
|---|---|
| タイトル | どうぶつポーズで あそボウサイ |
| 出版社 | KADOKAWA |
| 対象年齢 | 3歳〜小学校低学年(読み聞かせは2歳からOK) |
| ページ数 | 32ページ(オールカラー) |
| サイズ | A4変型 |
| 価格帯 | 約1,500〜2,000円 |
| 対応シーン | 地震・津波・火事・台風など |
| 特徴 | どうぶつポーズで安全姿勢を習得・読み聞かせ実用 |
元消防士が「この絵本」を選んだ3つの理由
防災絵本っていっぱいあるけど、何が違うの?
“体で覚える”か”頭で理解する”かの差や。この絵本は圧倒的に”体で覚える”やねん。
理由①:どうぶつポーズ=命を守る正しい姿勢
この絵本の神髄は、動物のポーズが全て消防・救急の防災教育の基本姿勢と一致していることです。
| どうぶつ | ポーズの意味 | 防災訓練での安全姿勢 |
|---|---|---|
| だんごむし | 丸くなって頭を守る | 落下物から頭を守る姿勢 |
| かえる | 低くしゃがむ | 揺れで転倒しない低姿勢 |
| カメ | じっとして動かない | 揺れが収まるまで待つ |
| ねこ | すばやく物陰に隠れる | 机の下などへ退避 |
私が現役時代、小学校の防災授業で教えていた内容そのものが動物のポーズで自然に入っている——これは本当にすごい構成です。
理由②:「怖さ」を使わない教育設計
従来の防災絵本は「地震の怖さ」「津波の恐ろしさ」を前面に出しがちで、子どもがトラウマを抱えてしまうケースがあります。私の現役時代にも、防災訓練後に夜眠れなくなった子どもの相談を何度も受けました。
この絵本は「遊び」と「リズム感」で学ぶ構成になっているため、怖さを植え付けずに命を守る知識が入ります。
理由③:身体記憶として残る
知識は頭で覚えるより、体で覚える方が緊急時に発動します。地震の瞬間に「どうすれば…」と考える余裕はありません。
この絵本で覚えたポーズは、何度も体を動かしながら読むことで身体記憶として定着。緊急時に反射的にポーズが出てくれば、それが命を守る確率を大きく上げます。
年齢別の読み聞かせポイント
2〜3歳(聞かせるだけ)
まずは読み聞かせとして楽しむ段階。「だんごむしさんのポーズ〜」と一緒に親が動きをつけると、子どもも真似しやすい。この時期は”楽しい記憶”にするのが最優先。
4〜5歳(一緒にポーズ)
親子でポーズを実際にとる。絵本を開いて「今日はかえるさんのポーズ、やってみよう」と日常の遊びに取り入れる。繰り返すうちに体が覚えます。
6〜7歳(状況判断を加える)
「もし今、揺れがきたらどのポーズ?」と状況判断を促す読み方に進化させる。絵本の内容を応用できる段階です。
小学校低学年(家族全員で訓練に)
親も一緒にポーズを取り、実際の避難経路まで繋げる。家族防災訓練のきっかけに最適です。
絵本と一緒に始める「我が家の防災5ステップ」
絵本だけで終わらせず、実際の備えにつなげる5ステップをおすすめします。
ステップ①:読み聞かせで「ポーズ」を覚える
毎晩の読み聞かせに1冊追加。1週間もあれば子どもはポーズを覚えます。
ステップ②:家の中で「ここが安全な場所」を一緒に確認
リビング・寝室・トイレ——揺れが来たらどこに逃げ込むかを親子で歩いて確認。
ステップ③:防災リュックの中身を一緒に準備
防災リュックの中身リストを参考に、子どもにも「自分用のおもちゃ」「お気に入りのぬいぐるみ」を入れさせる。自分事にする工夫が大切です。
ステップ④:停電・断水シミュレーションをやってみる
夕方、家族全員でブレーカーを落として1時間過ごす。「電気が無いとこんなに何もできないんだ」を体験させます。ここでEcoFlow DELTA 2のようなポータブル電源があれば、停電時でも照明・スマホ充電・子どもの好きなDVDが動く安心感を体験できます。
ステップ⑤:避難場所まで歩いてみる
最寄りの避難所まで子連れで実際に歩いてみる。何分かかるか、危険な場所はどこか、家族で共有します。
実際の防災訓練・避難場面で役に立つシーン
園・学校の避難訓練で自信が出る
「だんごむしのポーズ」と先生が言った時に、すでに絵本で覚えていれば子どもは戸惑わず正しい姿勢を取れます。自信が芽生え、訓練自体が怖くなくなります。
地震が起きた瞬間の反射行動
家で揺れを感じた瞬間、「だんごむし!」と親が声をかけるだけで、子どもが自然と頭を守る姿勢になる。言葉ひとつが命を守る合図になります。
親も一緒に学べる
実は大人でも忘れがちな安全姿勢を、子どもと一緒に再確認できる。「親のための防災再教育」としても機能します。
他の防災絵本との比較
| 絵本 | 対象年齢 | 特徴 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|
| どうぶつポーズであそボウサイ | 3歳〜低学年 | ポーズで体験・怖くない | ★★★★★ |
| ぐらぐら・どしん(防災絵本) | 4歳〜低学年 | 地震の怖さを伝える | ★★★☆☆ |
| じしんのえほん | 5歳〜 | 地震のメカニズム解説 | ★★★★☆ |
| ぼくのおじさん(防災版) | 小学校中学年〜 | 物語として読ませる | ★★★★☆ |
| 防災ブック(児童書) | 小学校高学年〜 | 知識重視・学習教材寄り | ★★★☆☆ |
幼児〜低学年の「はじめの1冊」としては、『どうぶつポーズであそボウサイ』が最適解。学年が上がったら、他の絵本で知識を深めていく流れがおすすめです。
『どうぶつポーズであそボウサイ』のよくある質問(FAQ)
Q1. 何歳から読ませられますか?
A. 2歳から読み聞かせOK。ポーズを真似し始めるのは3歳くらいから。小学校低学年までじっくり使えます。
Q2. 男の子・女の子どちらでも楽しめますか?
A. 性別問わず楽しめます。動物のキャラクターが中性的で、誰が読んでも違和感ありません。
Q3. 幼稚園・保育園の読み聞かせに使えますか?
A. 園での読み聞かせにも最適。集団でポーズを取る活動に繋げやすく、防災教育の素材としても優れています。
Q4. プレゼントに選んで失敗しませんか?
A. 出産祝い・入園祝い・孫へのプレゼントとして大変人気。教育的価値が高く、親世代にも好評です。
Q5. 地震以外の災害にも触れていますか?
A. はい。火事・津波・台風など幅広く扱っていて、シーン別の安全姿勢が学べます。
Q6. 実際の地震で役に立った声はありますか?
A. SNSでは「揺れた瞬間に『だんごむしのポーズ!』と子どもが叫んだ」という感想が多数。身体記憶としての定着が確認できます。
Q7. 1冊だけで防災教育は十分ですか?
A. 入口としては最高ですが、学年が上がったら追加の絵本や図鑑を組み合わせるのがおすすめ。本記事で紹介している「家族防災5ステップ」も合わせて実践してください。
Q8. 絵本の他に準備すべきものは?
A. ①家族分の防災リュック ②ポータブル電源(停電対策) ③連絡手段の確認の3点セット。詳しくは防災リュック記事とDELTA 2レビューも参考にしてください。
総合評価:防災教育の「はじめの一冊」として最適
| 項目 | 評価 | コメント |
|---|---|---|
| 子どもへの伝わりやすさ | ★★★★★ | 動物ポーズで遊び感覚で学べる |
| 防災内容の正確性 | ★★★★★ | 消防・救急の基本姿勢と完全一致 |
| 怖がらせない構成 | ★★★★★ | トラウマになりにくい |
| コストパフォーマンス | ★★★★☆ | 1,500円〜2,000円で10年使える |
| 学年発展性 | ★★★★☆ | 低学年までカバー・高学年は別絵本を |
まとめ:子どもに遺したいのは、防災の「当たり前」
備えは道具を揃えることやない。”知識を次の世代に渡すこと”や。絵本1冊が、子どもの命を守る種になる。
元消防士・元救急救命士として、「防災は、子どものうちから体に染み込ませるのが最強」と断言します。
『どうぶつポーズであそボウサイ』は、怖がらせずに・遊びながら・体で覚えるという、防災教育の理想を実現した1冊。家庭に1冊あるだけで、次の世代の命を守る土台ができます。
そしてもう1つ。子どもの防災教育と並行して、家全体の備えも整えておいてください。
停電時に子どもが不安がるのを和らげるには、明かりと情報とお気に入りのDVD。これを実現するのが、私が2年間使い続けているEcoFlow DELTA 2です。子どもが「停電してもいつもと変わらないね」と思える環境こそが、本当の心の備えになります。
絵本で「体の備え」、ポータブル電源で「環境の備え」——この両輪で、家族の命を守る仕組みを完成させてください。
備えずに後悔するな。備えてから後悔しろ。
それではっ!