【元消防士が計算】家族3人・4人の防災備蓄量|水・食料・トイレの必要日数を具体解説

「家族の防災備蓄、何日分・何リットル必要なの?」

そんな疑問に、東日本大震災・熊本地震・広島土砂災害の被災地に出動した元消防士・救急救命士が、 具体的な数字で答えます。「3日分」「1週間分」と言っても、家族人数によって必要量は全然違います。

結論:家族4人なら水72リットル・食料84食・簡易トイレ100回分を備蓄してください。被災地で見てきた現実から逆算した数字です。

結論:家族人数別の防災備蓄 必要量一覧

📊 家族人数別 7日分の必要備蓄量

項目 家族1人 家族3人 家族4人
水(飲料用) 21L 63L 84L
水(生活用) +7L +21L +28L
食料 21食 63食 84食
簡易トイレ 35回分 105回分 140回分
CB缶 3本 9本 12本

水の備蓄:1人1日3リットルが基本

人間が1日に必要な水分量は、 飲料水で約3リットル(夏は4リットル)。これに加えて、 調理・歯磨き・手洗い等の生活用水で1リットル必要です。

家族4人の水備蓄計算

  • 飲料水:3L × 4人 × 7日 = 84リットル
  • 生活用水:1L × 4人 × 7日 = 28リットル
  • 合計:112リットル(2Lペットボトル56本相当)

これは結構な量です。 長期保存水(5〜7年保存)を選んで、押し入れの奥にまとめて保管するのが現実的です。

食料の備蓄:1人1日3食×7日=21食

家族4人なら7日分で 84食必要。これを全部レトルト・アルファ米で揃えると、約 3〜4万円の出費になります。

子育て家庭の食料備蓄のコツ

4歳・1歳のお子さんがいる家庭では、 「子どもが食べてくれる味」が最重要。普段から食べ慣れているレトルトカレー・パンの缶詰・お菓子を備蓄しておくと、被災時のストレスが激減します。

簡易トイレ:1人1日5回×7日=35回分

被災地で最も困るのが「トイレ」。家族4人なら 140回分の簡易トイレが必要です。

4歳・1歳のお子さんがいる家庭は、子どもが「トイレを我慢する」ことで体調を崩しやすい。 多めに備蓄することを強くおすすめします。

簡易トイレや防災用品をまとめて揃えたい方には、フェーズフリー(普段使いと非常時の両方で使える)をコンセプトにした防災グッズ専門ブランドという選択肢もあります。

防災グッズ専門ブランド【スツーレ】を見る ▶

普段使いと非常時の両方で活躍するアイテムを扱うブランドです。

カセットガス(CB缶):1人1日約0.5本

停電時にIHキッチンは使えません。 カセットコンロ+CB缶が火を使うための命綱です。

家族4人で1日3食を作るなら、 1日約1.7本のCB缶を消費。7日分で 約12本を備蓄してください。

電源備蓄:ポータブル電源が必須

被災地で見てきた現実:停電が72時間を超えると、 スマホ・冷蔵庫・医療機器がすべて使えなくなります。

家族4人の停電対策には EcoFlow DELTA 2(1024Wh)が現実的なベストバイ。型落ち最安で、 スマホ60回充電・冷蔵庫9時間運転が可能です。

詳細は EcoFlow DELTA 2 2年検証レビュー で解説しています。

▼ 停電・車中泊の電源に
元消防士が選ぶEcoFlow DELTA 2。Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングで最新価格・在庫を確認できます。

備蓄したCB缶は発電機の燃料にもなります

ここまで計算したCB缶12本は、調理だけでなくカセットガス発電機の燃料にもなります。停電が長期化してDELTA 2の充電が尽きても、備蓄したCB缶で発電すれば電気を切らさずに済みます。

私が選ぶなら、定格1.5kVA・正弦波・防音型のEENOUR GS2000i-Bです。出力に余裕があるので、DELTA 2のようなポータブル電源の充電にも使えます。

⚠️ 発電機は必ず屋外で・換気を確保してください

カセットガス発電機の排ガスには一酸化炭素(CO)が含まれます。室内・ベランダ・車庫など換気の悪い場所では、わずか数分から十数分で命に関わる中毒を起こします。使用は必ず屋外の風通しのよい場所に限ってください。
(参考:消費者庁・経済産業省・NITE)

カセットガス発電機の選び方やDELTA 2との組み合わせ方は、こちらで詳しく解説しています。
【元消防士】カセガス発電機×DELTA 2|停電対策最強の組み合わせ完全ガイド

元消防士が見た「備蓄不足の家族」の現実

東日本大震災の避難所で、4歳と2歳の子どもを抱えるお母さんに会いました。「水がない、食べ物がない、トイレも我慢させている」と泣いていました。配給が来るまでの最初の3日間が、家族の精神を限界まで追い詰めるのです。

「7日分」と言われると多く感じますが、 実際に被災すると7日では足りないことの方が多い。これが現場で見てきた現実です。

備蓄を「無理なく続ける」3つのコツ

① ローリングストック法を活用

普段の食事で使うものを少し多めに買い置きして、古いものから消費していく。これなら賞味期限切れの心配がありません。

② 月1万円ずつ揃える

「全部一度に揃える」と数十万円かかります。月1万円ずつ、半年〜1年かけて揃えるのが現実的です。

③ 家族で買い物に行く

子どもと一緒に「我が家の防災備蓄」を選ぶ。これが、最高の防災教育になります。

まとめ:数字で具体的に備える

「3日分」「1週間分」と曖昧な数字で備えると、結局足りなくなります。 水72L・食料84食・トイレ140回分・CB缶12本——具体的な数字で揃えてください。それが家族を守る本物の備えです。

あわせて読みたい

関連記事【完全版】防災リュック中身チェックリスト関連記事【元消防士の評価】あかまる防災44点セット関連記事【元消防士の2年検証】EcoFlow DELTA 2レビュー関連記事カセットガスボンベの備蓄方法関連記事10年放置でOKな防災備蓄リスト

備えずに後悔するな。備えてから後悔しろ。

📘 防災対策の全体像を知りたい方へ

この記事だけでは足りない方へ。家族の命を守るために必要な28記事を体系的にまとめた完全ガイドです。
【保存版】防災対策 完全ガイド|家族の命を守る28記事まとめ

それではっ!