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「防災セットを買いたいけど、どれを選んだらいいかわからない」「あかまる防災44点って評判いいけど、本当に十分?」そんな悩みを持つ方に、東日本大震災・広島豪雨・熊本地震の被災地に派遣された元消防士の私が、あかまる防災44点セットの中身を防災のプロ視点で評価します。
※本記事は実機未使用です。公式情報および防災士・消防士監修内容を、現場経験のある元消防士の視点で評価する形でお届けします。実体験ベースの「使ってみた」レビューではなく、「内容を客観的に評価する」記事である点をご了承ください。
実機使ってないのに評価できるの?
使っていないからこそ、フラットに「中身」を評価できます。20年現場にいた経験で「本当に必要なもの」は分かります。
この記事の結論
- こんな人におすすめ:「とりあえず備えを始めたい」「家族分の防災リュックを一気に揃えたい」「自分で選ぶ時間がない忙しい人」
- こんな人には別の選択肢を:「自分で1つ1つ吟味したい」「すでに防災用品の一部を持っている」「予算を最小限に抑えたい」
- 元消防士の総合評価:★★★★☆(4/5)— 「初めての一式」としては十分。ただし全員が買い足しを検討すべき項目あり
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あかまる防災44点セットとは?商品の基本情報
あかまる防災44点セットは、防災士&消防士監修を打ち出している家族向け防災リュックセットです。
主な特徴を整理すると以下の通りです(公式情報より)。
- 監修者:防災士&消防士の専門家
- セット内容:44種類・38品目(リュック含む)
- シリーズ累計販売数:10万個突破(公式表記)
- 想定使用人数:1人用
- 保存水・保存食賞味期限:5〜7年(長期保存対応)
44点の内訳カテゴリ別整理
公式情報を元に、カテゴリ別に整理すると下記のような構成です。
| カテゴリ | 主な内容 | 個数目安 |
|---|---|---|
| 水・食料 | 保存水、アルファ米、ようかん、ビスケットなど | 約10点 |
| 照明・電源 | 多機能LEDライト、手回し充電ラジオなど | 約3点 |
| 衛生用品 | 簡易トイレ、ウェットティッシュ、歯ブラシ、マスクなど | 約10点 |
| 防寒・防護 | エマージェンシーブランケット、レインコート、軍手など | 約5点 |
| 救急用品 | 絆創膏、ガーゼ、消毒、三角巾など | 約8点 |
| 情報・連絡 | 笛、防災ホイッスル、メモ、筆記具など | 約5点 |
| 収納 | 大型リュック、防水袋など | 約3点 |
※正確な内容は購入時の公式情報をご確認ください。本記事は記事執筆時点の公開情報に基づきます。
元消防士の視点で「これは要る/不要」評価
ここからは、東日本大震災・広島豪雨・熊本地震の被災地で実際に活動した私の現場経験から、44点の中身を「本当に必要なもの」「あれば便利だが優先度は低いもの」「正直、足りないもの」に分けて評価します。
★★★★★ 絶対に必要・このセットの真価
- 長期保存水(5〜7年):被災地で何より大切なのは水。一般的なペットボトルは2年で買い替えが必要だが、長期保存水は管理の手間が激減
- 多機能LEDライト&手回し充電ラジオ:停電時の必需品。情報源と灯りを兼ねる多機能型は被災地でも重宝する
- 簡易トイレ:被災地で最初に困るのが「トイレ」。これがあるかないかで生活の質が天と地ほど違う
- エマージェンシーブランケット:避難所は冬寒く夏暑い。薄手でかさばらないこれは命を守る装備
★★★★☆ あれば便利・優先度は中〜上
- アルファ米・保存食:味の好みもあるので、購入後に1つだけ家族で試食しておくと安心
- 救急用品セット:基本的なケガには対応可能。ただし「常備薬」は別途用意する必要あり
- マスク・ウェットティッシュ:避難所での衛生管理に必須
⚠️ 正直、これは「自分で買い足し」推奨
セットに含まれていない、または不足気味で、追加で備えてほしいものを正直にお伝えします。
- モバイルバッテリー・ポータブル電源:手回し充電だけでは現代のスマホ運用には足りない。最低でもモバイルバッテリー、できれば ポータブル電源(EcoFlow DELTA 2など) を別途用意
- 常備薬・処方薬:個人の医薬品はセットに入らない。最低3日分は別ポーチで
- 家族の情報メモ:保険証コピー、連絡先一覧、子どもの母子手帳コピーなど。これは自分で用意するしかない
- 現金(小銭):被災地ではキャッシュレスが使えない場面が多いです。最低でも1万円分の小銭は別途用意(参考:災害時の現金の備え方)
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「足りないもの」が結構あるんだね…
その通りです。「44点セットだけで完璧」とは言いません。あくまで「土台」です。常備薬と現金、ポタ電は家族ごとに事情が違うので、自分で足す必要があります。
💰 「もっと安く揃えたい」方へ
いきなり1万円以上の防災セットに手が出ない場合、100均から始める選択肢も。元消防士が本当に使える100均防災グッズだけを厳選しました。
→ 【元消防士が判定】100均で揃う防災グッズ完全リスト
あかまる防災44点の口コミ・評判|楽天レビュー12件を全部読んだ傾向
「実際に買った人はどう感じているのか」。楽天市場のレビュー12件(2026年8月2日時点・平均4.58)を全件読み、傾向を整理しました。個別の文章の転載はせず、複数の声に共通する傾向のみをまとめています。
評価の分布はかなり良好です。星5が7件・星4が5件で、星3以下はゼロ。防災セットのレビューとしては珍しい分布です。
高評価で多かった声(傾向)
- 簡易トイレの数が購入の決め手——「トイレの多さで選んだ」という声が複数。被災経験談で水とトイレに困った話を参考にした、という購入動機もありました
- 携帯浄水器と多機能ラジオ——「自分でどれを選べばいいかわからないものが最初から入っている」ことへの評価
- デザイン——「防災リュックに見えない」「部屋に出して置いてもインテリアの邪魔をしない」という声が目立ちます。出しっぱなしにできる=いざという時に手が届く場所に置ける、は防災上も実利があります
- 地震をきっかけに購入した人が多い——「最近地震が多いので」「能登の地震を機に」など、先延ばしをやめた人たちです
気になる声(正直に)
- 「重い」が最多——12件中半数が言及。ただし「量の割に重くない」「背負って走れるくらい」という声もあり、水と装備を積む以上ここは宿命です。届いたら必ず一度背負って、家族の誰が背負うかを決めておきましょう
- 「乾電池が単3表記なのに単4が入っていた」という報告が2件——時期を空けて複数報告されています。私が注意点④で「購入直後に必ず開封して中身を確認する」とお伝えしているのは、まさにこういうことがあるからです。電池は表記と実物を照合し、必要なら買い足してください
- ポケットの使い勝手や「食料・水はもう少し欲しい」という声も——後者は本文でお伝えしている通り、このセットは「土台」として使い、水と食料は各家庭で足すのが正解です
総評:「選ぶ時間がない人の土台」という本記事の評価と、実際の購入者の使われ方は一致しています。一方で「重い」と「電池の表記違い」は事前に知っておくべき正直な弱点です。
他の防災セットと比較してどうか
主要な防災セット3つを、元消防士の視点で比較してみました。
| 比較項目 | あかまる防災44点 | 楽天1位 防災39点 | LA・PITA アットレスキュー |
|---|---|---|---|
| 監修 | 防災士&消防士監修 | 防災士監修 | 防災士監修 |
| セット数 | 44種38品 | 39点 | 30〜50点 |
| 想定人数 | 1人用 | 1人用 | 1〜2人用ラインナップ豊富 |
| 長期保存水賞味期限 | 5〜7年 | 5年 | 5年 |
| 価格帯 | 1万円台後半 | 1万円台前半 | 1〜2万円台 |
| シリーズ実績 | 累計10万個突破(公式表記) | — | — |
| 元消防士の評価 | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
公式に書かれている中身で比べると、寝ぶくろ・エアーマット・ランタンなど「眠る・照らす」道具は LA・PITA が手厚いです。一方、あかまる防災は「消防士監修」で、保存水と保存米が7年保存なので、入れ替えの手間が少なく済みます。どちらも実物は手に取っておらず、各社の公開情報での比較です。
自分で組む vs セット購入のコスパ
「自分で全部揃えたほうが安い」と思う方もいるかもしれませんが、私の試算では下記の通りです。
- 自分で揃える場合:個別購入で約12,000〜15,000円。ただし「選ぶ時間・買い回る手間」は別途必要
- セット購入の場合:1万円台後半。選定の手間ゼロ+プロの選定品質
つまり、「時間をお金で買う」価値があるかどうかが判断ポイントです。子育て中で時間がない家庭には、セット購入を推奨します。
実際に買った人の口コミ(楽天レビュー12件を読んで)
私の評価だけでは偏ります。そこで、楽天市場の商品レビュー12件(総合★4.58/2026年8月1日時点)に実際に目を通し、繰り返し出てくる声だけをまとめました。特定の一人の感想ではなく、複数の購入者が同じことを言っている点に絞っています。
買ってよかったと言われている点
- 簡易トイレの数が多い:「携帯トイレの多さが決め手だった」という声が複数。私が「このセットの真価」と評価した点と、購入者の実感が一致していました。
- 携帯浄水器が付いている:同価格帯のセットでは省かれがちな装備で、これを選んだ理由に挙げる人が目立ちます。
- 手回し充電の多機能ラジオ:停電時の情報源と灯りを兼ねる点が評価されています。
- 防災グッズに見えないリュックのデザイン:「部屋に出しておける」「インテリアの邪魔をしない」。これは玄関や寝室に置きっぱなしにできる=いざというとき本当に持ち出せるため、防災上も理にかなった評価です。
気になると言われている点
- やはり重い:ほぼ全員が触れています。水が入っている以上は避けられませんが、「背負って走れる範囲」という声もあり、感じ方には幅があります。女性やお子さんが背負う想定なら、水を1本抜いて自宅に残す調整も現実的です。
- ポケットは多いが伸びない:収納力そのものより「入れにくい」という指摘。
- モバイルバッテリーは入っていない:「付いていればなお良い」という声。スマホの電源は自分で足す前提です。
- 食料と水は最低限:「もう少し欲しい」という声が複数。私も本文で買い足しを推奨しています。
⚠️ 届いたら必ず確認してほしいこと(レビューで複数報告あり)
「乾電池は単3と書かれていたのに、単4が入っていた」という報告が複数のレビューで挙がっています。ラジオやライトは、電池の規格が合わなければ災害時にまったく動きません。届いたその日に開封し、同梱の電池が手持ちの機器の規格と合っているかを必ず確かめてください。合わなければ、正しい規格の電池を数本買い足しておけば済む話です。この「開封して確かめる」ひと手間が、備えを本物にします。
総じて、不満は「重さ」と「量の物足りなさ」に集中し、中身の質そのものへの低評価はほとんど見当たりません。「一式をすぐ揃えたい人」には期待どおり、「自分でこだわって組みたい人」には物足りない——私の評価と、購入者の声はおおむね同じ方向を向いていました。
こんな家族構成に合う/合わない
「あかまる防災44点」は1人用です。家族構成別に推奨パターンを整理します。
| 家族構成 | 推奨パターン |
|---|---|
| 1人暮らし | あかまる防災44点 × 1個でOK |
| 夫婦2人 | あかまる防災44点 × 2個(または2人用のLA・PITA) |
| 夫婦+子ども1人 | あかまる防災44点 × 2個+子ども専用の小型リュックを別途 |
| 夫婦+子ども2人以上 | 家族用ハイパーレスキューシリーズなどを検討 |
| 高齢者同居 | 常備薬の確実な備蓄+介助用具を別途 |
うちは家族4人だから、あかまる×2+子ども用小型リュック×2の構成が現実的だと思ってる。
購入時の注意点・タイミング
あかまる防災44点を購入する際の注意点をまとめました。
注意点①:セール時期を狙う
楽天市場では定期的に「楽天スーパーSALE」「お買い物マラソン」が開催されます。このタイミングでポイント還元含めると実質3割引きになることも。
注意点②:賞味期限を確認
長期保存水・保存食の賞味期限は購入時点で残り何年あるかを必ず確認してください。「製造から5年」と「あと5年」では意味が違います。
注意点③:防災の日(9/1)前に余裕を持って
9月1日は防災の日。この時期は需要が急増し、配送遅延や在庫切れが起きやすくなります。防災の日の1〜2週間前までに発注しておくと、届いてから中身を確認する時間まで確保できます。
注意点④:開封して中身を確認する
「いざというとき」に初めて開封するのではなく、購入直後に必ず1度開封して中身を確認してください。「何がどこにあるか」を家族で共有することが、本当の備えです。
「箱から出さずに押し入れ」じゃダメなんだね…
それでは「ある」だけで「使える」状態ではありません。「家にあるはずなのに、いざというとき、どこにあるか分からない」——これは防災でとても多い失敗です。
📊 家族構成別の必要量を具体計算
あかまる44点セットだけで足りるかは家族の人数次第。水・食料・トイレを「何日分」必要か、3人/4人別に元消防士が計算しました。
→ 【元消防士が計算】家族3人・4人の防災備蓄量
あかまる防災44点だけでは「自宅停電」を乗り切れない理由
あかまる防災44点セットは 「1次の備え(72時間生き延びる装備)」 として優秀です。しかし、防災の現場で見てきた事実をお伝えすると——
⚠️ 元消防士からの警告
「大きな災害では避難所の収容が足りず、在宅避難や車中泊になる家庭が多数出ます。実際の被災者の多くは 自宅で停電に耐える ことになります。」
だからこそ、あかまる防災(1次の備え)と並んで重要なのが 「2次の備え=自宅停電対策」 です。その中核を担うのが、ポータブル電源です。
特に EcoFlow DELTA 2 は、現行のDELTA 3 Plus 登場により 型落ちセール価格 となり、コスパが最強になっています。私自身が2年使い込んだ正直レビューも併せて参考にしてください。
あかまる防災を買ったら、ポタ電もあるとさらに安心ってこと?
その通りです。1次(避難リュック)と2次(自宅停電対策)はワンセットで備えるのが本物の防災です。
あかまる防災44点セットの最新価格・在庫を確認
記事を読んで「これだ」と感じた方は、Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングの最新価格・在庫を確認できます。家族の備えは「いつか」ではなく「今日」始めるのが正解です。
価格は19,800円(税込・送料無料)。公式もAmazonも同額です
2026年8月時点で、公式サイトもAmazonも19,800円(税込・送料無料)。同じ中身、同じ値段です。ちなみに44点を1つずつバラで買うと合計32,400円(送料込)になるので、セットで買うと約12,600円ぶん安い計算になります。
では、どちらで買えばいいのか。Amazonはポイントが付きますし、配送も返品も慣れた手順で済みます。一方で公式サイトには「10年交換保証」が付きます(対象は多機能ラジオライト・携帯浄水器・救急セット・到着時の不備品/自然故障のみ・故意の破損や水没は対象外)。
防災セットは、買ってから10年近く使わないまま置いておくものです。いざ持ち出したときにラジオライトが動かない、浄水器が使えない――これが一番怖い。同じ値段なら、その10年を保証してくれる公式のほうが、防災用品としては理にかなっているというのが元消防士としての私の考えです。ポイント還元や配送の慣れを優先するならAmazonでも構いません。中身は同じです。
→ 公式サイトで10年交換保証つきの価格を見る
(19,800円・送料無料)![]()
※価格・保証内容は2026年8月時点で公式サイトの表示を確認したものです。最新の内容はリンク先でご確認ください。
※ 防災3段階フェーズで言うと、 あかまる防災は「1次の備え」の決定版 です。 「2次の備え(自宅停電対策)」 として EcoFlow DELTA 2 もあわせて備えれば、家族の命を守る装備が一気に整います。
⚠️ 南海トラフ・首都直下を想定する方へ
あかまる44点で「とりあえずの備え」はできます。でも本当に大震災を想定するなら、もう一歩踏み込んだ準備が必要。
→ 【元消防士の最終警告】南海トラフ地震に備えて今すぐやる7つのこと
👟 足元の備えも忘れずに
災害時の歩行・避難で命を守るのは「足」です。元消防士が5年使った定番防災ブーツのレビューはこちら:
→ ダナーフィールド 5年レビュー|元消防士が選ぶ防災ブーツ
まとめ:あかまる防災44点は「とりあえず備える」最適解
東日本大震災・広島豪雨・熊本地震の被災地で活動した元消防士の視点から、あかまる防災44点セットの中身を評価してきました。
結論を改めて整理します。
- ★★★★☆(4/5):初めての防災セットとして十分な内容
- 強み:防災士&消防士監修・長期保存水・累計10万個の実績
- 弱み:モバイルバッテリー・常備薬・現金は別途準備が必要
- おすすめできる人:子育て世代・選ぶ時間がない人・「とりあえず一式」を求める人
- 他選択肢を検討すべき人:内容を吟味したい人・すでに一部備蓄済みの人
「備えずに後悔するな。備えてから後悔しろ。」——被災地の「もっとこうしておけばよかった」という声から生まれた、このブログの合言葉です。完璧でなくていい。まず一歩を踏み出すための土台として、あかまる防災44点は十分価値のある選択肢です。
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